Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス・GA4)、Googleタグマネージャー、サーチコンソールを使ったアクセス解析やサイト分析のノウハウを公開しています。

Googleアナリティクスのユーザーフロー(ユーザー動線)とは?

ご自身のWebサイトで、ユーザーがどのような行動をとっているか、ご存知ですか?

ここでは、Googleアナリティクスを使ってユーザーフロー(ユーザー動線)を確認する方法と、ユーザーフロー(ユーザー動線)をさらにカンタンに確認するツールを紹介します

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ユーザーフロー(ユーザー動線)とは?

ユーザーフロー(ユーザー動線)とは、Webサイトに流入してから離脱するまで、ユーザーが経由したページの軌跡のことを指します。ユーザーフローを分析することで、サイト内でのユーザーの行動が分かり、サイト改善に役立てることができます。

Googleアナリティクスでユーザー動線を確認する方法

Googleアナリティクスでは、サイト全体のユーザー動線と、各ページの前後の詳細なユーザー動線を確認することができます。

ユーザーフローでサイト全体のユーザー動線を確認する

  1. [ ユーザー>ユーザーフロー ]をクリック
Googleアナリティクスのユーザーフロー画面

一番左側が流入元を表し、サイトに流入したユーザーが経由していったページが確認できます。

ナビゲーションサマリーで各ページのユーザー動線を確認する

  1. [ 行動>サイトコンテンツ>すべてのページ ]をクリック
  2. 気になるページをクリック
Googleアナリティクス「行動」レポート
  1. [ ナビゲーションサマリー ]をクリック
  2. 選択したページの遷移元・遷移先とその遷移数が確認できる
Googleアナリティクスの遷移元・遷移先・遷移数の確認画面

Googleアナリティクスのナビゲーションサマリーでは各ページの前後の遷移数を確認することができますが、確認したいページの切り替え、そのページのURLを実際アクセスしてページの内容を確認するのに大変手間がかかってしまいます。

アナトミーでユーザー動線を視覚化する方法

Googleアナリティクスを「見える化」するアクセス解析ツール「アナトミー」ではGoogleアナリティクスの「ナビゲージョンサマリー」にあたる、ページの前後の遷移数をビジュアル化しています。

全体の行動フローではなく、各ページの前後のフローに絞ることで、それぞれのページが「どのページに遷移されやすいか」、「どこから流入されやすいか」を視覚的に把握することが出来ます。

アナトミーでユーザー動線を確認する方法はとても簡単です。ページを表すタイルをクリックするだけで、そのページを経由したユーザーの動線をアニメーションで確認できます。

タイルを1回クリックすると、クリックしたページアイコン(①)に青字の数字、周りのページアイコン(②)に赤字の数字が表示されます。青字は遷移の合計値です。周りの赤字はクリックしたページから実際に遷移した数値です。

アクセス解析ツール「アナトミー」での遷移先・遷移数の確認画面

タイルを2回クリックすると、クリックしたページアイコン(①)に赤字の数字、周りのページアイコン(②)に青字の数字が表示されます。赤字は他のページから遷移された合計値です。周りの青字はクリックしたページに実際に遷移した数値です。

アクセス解析ツール「アナトミー」での遷移元の確認画面

遷移数の多いページは、画面デザインと合わせてランキングで確認できます。遷移数の多いページの画面キャプチャをクリックすることで、そのページの動線分析に切り替えることができます。これを繰り返していくことで、実際にユーザーがサイトを見てページを切り替えていくように、ユーザー目線で動線分析ができます。

このように、実際の画面と照らし合わせながらユーザーの遷移を把握していくことで、ユーザートラッキングを追体験しながらユーザー動線解析できるツールがアナトミーなのです。

まとめ

サイトの改善をして、コンバージョン率を高めていくためには、ユーザー目線でのユーザー動線分析をし、ページの問題点を発見していくことが必要です。実際の画面と照らし合わせながらユーザー動線分析ができるツール「アナトミー」をぜひ一度お試しください。

もしも、特定のページ間の遷移数がうまく計測できない、などGoogleアナリティクスの設定に関して懸念点があれば、Googleアナリティクスの設定状況が診断できるサービスも含まれていますので、合わせてお試しください。

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