Googleアナリティクスの流入元とは?
- 2023.01.25
- Googleアナリティクス
ユーザーがどこからご自身のWebサイトを訪れているかご存知ですか?
流入元とはユーザーがどこからサイトへ来たのかを表すものであり、サイトの集客力を高めるためには、まずはユーザーがどこから、どれくらい流入しているのか把握する必要があります。
Googleアナリティクスでの流入元の確認方法と、流入元をカンタンに確認することのできるツールをご紹介します。
関連記事:Googleアナリティクスとは?
Googleアナリティクスの流入元とは
Googleアナリティクスでは、Webサイトを訪れたユーザーの流入元を、「チャネル」や「参照元」、「メディア」によって分類しています。
参照元
Googleやyahooなど、流入元のサイトを表します。
メディア
参照元の分類を表します。直接検索(organic)、リスティング広告(cpc)、ウェブサイト上のリンク(referral)などです。
参考:https://support.google.com/analytics/answer/6099206?hl=ja
チャネル
参照元とメディアをもとにした、流入経路の分類を指します。デフォルトでは10種類あり、自由にカスタムすることができます。
参考:https://support.google.com/analytics/answer/3297892?hl=ja
リスティング広告や直接検索といった大まかなグルーピングで流入元を確認する場合は、チャネル、流入元のサイトや流入元の細かい分類まで確認したい場合は、参照元とメディア、を使用するとよいでしょう。なお、Googleアナリティクス上には「参照元/メディア」というディメンションもありますが、これは「googleのリスティング広告」といったように、上記の参照元とメディアを組み合わせた分類です。
Googleアナリティクスで流入元を確認する方法
流入元を確認する際の指標としては、「流入数」と「直帰率」があります。
「流入数」はその流入元からユーザーがどれくらい流入したか、「直帰率」は流入したものの他のページを見ることなく離脱してしまったユーザーの割合を表します。「流入数」と「直帰率」はいわば流入の量と質を表していると言えます。
それでは、Googleアナリティクスで流入元を確認してみましょう。
サイト全体の流入元を確認する場合とランディングページ別に流入元を確認する場合とで方法が異なります。
サイト全体の流入元を確認する場合
- [ 集客>概要 ] をクリック
- サイト全体の各チャネルからのセッション数・直帰率が表示される
- [ プライマリディメンション ]を変更

- 各参照元やメディアからのセッション数・直帰率も確認できる

ランディングページ別に流入元を確認する場合
- [ 行動>サイトコンテンツ>ランディングページ ] をクリック
- 確認したいページのURLをクリック

- [ セカンダリディメンション>集客 ]からデフォルトチャネルグループやメディア、参照元を選択

- ランディングページごとに選択したディメンションと関連情報が確認できる

なお、サイト全体について確認する場合やランディングに絞って確認する場合は「流入数」と「セッション数」は同じ指標として扱うことができます。
このようにGoogleアナリティクスでは、流入元でも何の流入元かによって確認方法が変わりますので注意が必要です。
また、流入元チャネルが direct になるのは、ブックマークやメルマガからの流入など、さまざまなパターンがあります。
関連記事:(direct)/(none)とは?11個の原因と対策
アナトミーで流入元を確認する方法
アクセス解析ツール「アナトミー」では、流入元が「1.検索」「2.広告」「3.SNS」「4.メール」といったチャネルに分類されて表示されます。

ランディングごとの流入元も簡単に確認できます。
- ランディングページのタイルをクリック
- メディアごとの流入数が表示される

アクセス解析セミナーでも詳しく解説
「PVを上げるには何をしたらいいの?」「流入が少ないんだけどデータが正しく取れているのかな?」「流入元以外に何に着目すればよいのか?」といった疑問を解決できるセミナーを開催しています。
PV数アップのためのサイト改善例を知りたい方、Googleアナリティクスの設定について知りたい方、Googleアナリティクスが初めての方に最適です。
Googleアナリティクス・サーチコンソールを学ぶ!はじめてのアクセス解析セミナー(無料)
まとめ
ユーザーがサイトを訪れる目的は流入元によって異なります。ユーザーの目的に合わせたランディングページを用意することが大切です。ランディングページのデザインと照らし合わせながら流入元の分析ができるツール「アナトミー」をぜひ一度お試しください。
もしも、参照元/メディアの設定がうまくいかない、などGoogleアナリティクスの設定に関して懸念点があれば、Googleアナリティクスの設定状況が診断できるサービスも含まれていますので、合せてお試しください。