Webサイトを見たユーザーのうち何割が離脱してしまっているか、ご存知ですか?
ここでは、Googleアナリティクスの離脱率の意味、Googleアナリティクスを使って各ページの離脱率を確認する方法を紹介します。
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離脱率とは
Googleアナリティクスの離脱率とは、あるページが閲覧された回数(=PV数)のうち、そのページで離脱した割合を示す値です。
離脱とは、「別サイトへ移動した」「ブラウザを閉じた」「何も操作せず30分以上経過した」など、サイトを見るのを止めてしまうことを指します。
離脱率は「離脱数÷PV数」で計算できます。
例えば、あるページのPV数が100で、そのページで離脱した数が30なら離脱率は30%となります。
離脱率は、個々のページのすべてのページビューで、そのページがセッションの最後のページになった割合を示します。
引用元:離脱率と直帰率の違い – アナリティクス ヘルプ
離脱率と直帰率の違い
離脱率に似た指標として直帰率があります。
直帰率は1番最初に始まったすべてのセッションのうち、そのページだけが唯一のセッションだった割合を示す値で、「直帰数÷流入数」で計算できます。
直帰率は、そのページから閲覧を開始したユーザーに絞った指標(流入数)に関係する一方で、離脱率は、そのページを閲覧した全ユーザーを対象とした指標(PV数)に関係する点で、両者は明確に異なっています。
直帰率は、そのページから始まったすべてのセッションで、そのページがセッションに存在する唯一のページだった割合を示します。
ページの直帰率は、そのページで始まったセッションだけが計算の対象になります。
引用元:離脱率と直帰率の違い – アナリティクス ヘルプ
Googleアナリティクスで離脱率を確認する方法
それでは、実際にGoogleアナリティクスで離脱率を確認してみましょう。Googleアナリティクスで離脱率を確認する方法は2通りあり、「何の」離脱率を確認したいかで方法は変わります。
- 関連ツール:GA4データを簡単に確認できる【アナトミー】
サイト全体の離脱率を確認したい場合
- [ 行動>概要 ]をクリックし、サマリーを表示。
- デフォルトでは[ ページビュー数 ]となっている指標を[ 離脱率 ]に切り替える
- [ Webサイト全体の離脱率 ]が確認できる
- 右上のセレクトボックスから、データの期間を選択することができる
各ページの離脱率を確認したい場合
- [ 行動>サイトコンテンツ>すべてのページ ]をクリック
- [ 各ページの離脱率 ]を確認できる
このようにGoogleアナリティクスでは、同じ離脱率でも、何の離脱率かによって、確認方法が変わりますので注意が必要です。
まとめ
離脱率は直帰率とよく似た指標ですが、PV数と深く関わりのある指標です。PV数や離脱数、直帰率と合わせて把握することが、サイト内の改善点を発見するうえで大切です。
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