Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス・GA4)、Googleタグマネージャー、サーチコンソールを使ったアクセス解析やサイト分析のノウハウを公開しています。

Googleアナリティクス(GA4)のページビュー数(PV数)とは?

GA4と連携できるSEO・アクセス解析ツール「アナトミー」開発チームの内村です。

今回はアクセス解析やGoogleアナリティクスの基本的な指標であるPV数(GA4では表示回数)についてご説明します。

関連記事:Googleアナリティクスとは?

PV数とは

PV数(ページビュー数)とは、ユーザーがWebページを表示した回数のことを表します。「アクセス数」「閲覧数」GA4では「表示回数」とも呼ばれます。同じページを読み直した場合でも、PV数はカウントされます。

ページビューとはブラウザにページが読み込まれる(再読み込される)ことです。ページビュー数は、閲覧されたページの合計数として定義される指標です。

ページビュー – アナリティクス ヘルプ

Googleアナリティクスのトラッキングコードを埋め込んだページが読み込まれると、「ヒット」としてGoogleアナリティクスにデータが送信されPV数が増えます。例えばトップページ→ページA→ページBと遷移し閲覧した場合、PV数は3になります。

PV数とUU数の違い

UU数(ユニークユーザー数)とはそのページを何人のユーザーが閲覧したかを表しています。

ユーザー数」指標と「アクティブ ユーザー」指標には、お客様のサイトやアプリを閲覧または操作したユーザーの数が表示されます。

ユーザー指標でユーザーをどのように識別するか – アナリティクス ヘルプ
GoogleアナリティクスにおけるPV数と流入数、UU数の違い

上の画像を例にすると、AさんがページA→ページB→ページCを閲覧して離脱した場合、PV数は「3」になりますが、UU数(ユニークユーザー数)は「1」になります。

関連記事:Googleアナリティクスのユニークユーザー(UU数)とは?

PV数とセッション数の違い

セッション数とは、検索や広告からWebサイトに入ってきて、離脱するまでの一連の流れが行われた回数のことを指します。

サイトやアプリでユーザーが操作を行っている時間のことです。ユーザーが 30 分以上操作を行わなかった場合、それ以降の操作は新しいセッションと見なされます。 サイトを離れたユーザーが 30 分以内に同じサイトに戻ってきた場合は、同じセッションとして扱われます。

セッション – アナリティクス ヘルプ
GoogleアナリティクスにおけるPV数と流入数、UU数の違い

上の画像を例にするとPV数が「6」、セッション数は「3」になります。

PV数とユーザー数、セッション数の違いはオンラインセミナーで詳しく解説しています。
アクセス解析の基本的な考え方やよく使う指標についても解説しているので、是非ご参加ください。

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関連記事:Googleアナリティクスのセッション数とは?

PV数とアクセス数の違い

アクセス数は明確な定義が存在しない言葉ですが、サーバーにアクセスされた回数であることからPV数(ページビュー数)に該当します。アクセス数はPV数と同じと考えてよいでしょう。

平均PV数とは

平均PV数とはユーザーが一回のセッション当たりに何ページを閲覧したかを表す指標です。

平均PV数は「総PV数÷総セッション数」で求めることができます

GoogleアナリティクスでPV数を調べる方法

GoogleアナリティクスでPV数を調べる方法は、以下のように2通りあって「何の」PV数を知りたいかによって確認方法が変わります。

GA4でPV数を調べる方法

GA4でPV数を調べる方法を解説します。

GA4でサイト全体のPV数を知りたい場合

GA4ではページビュー数とは記載されておらず、「表示回数」を確認します。

  1. [ レポート > エンゲージメント > 概要 ] をクリック
  2. [ Googleアナリティクスで計測しているサイト全体の合算されたPV数 ] が確認できる
GA4ではレポートのエンゲージメント、「概要」からサイト全体のPV数が確認できる

GA4で各ページのPV数が知りたい場合

  1. [ レポート > エンゲージメント > ページとスクリーン ] をクリック
  2. [ 各ページのPV数 ] が確認できる
GA4ではレポートのエンゲージメント、「ページとスクリーン」からサイト全体のPV数が確認できる

厳密にはGA4の「表示回数」にアプリ画面の表示回数も合算されますので、アプリも計測している場合はイベントのpage_viewがサイトのページビュー数となります。

表示されたアプリ画面またはウェブページの総数(レポート管理画面に表示される[ビュー]指標は、ページビューとスクリーンビューの組み合わせです)。同じスクリーンやページが繰り返し表示された場合も集計されます。

[UA→GA4] 指標の比較: Google アナリティクス 4 とユニバーサル アナリティクス ページビュー数

UA(ユニバーサルアナリティクス)でPV数を調べる方法

UAでPV数を調べる方法を解説します。

UAでサイト全体のPV数を知りたい場合

  1. [ オーディエンス > 概要 ] をクリック
  2. [ Googleアナリティクスで計測しているサイト全体の合算されたPV数 ] が確認できる
UAでは「ユーザー」レポートからサイト全体のPV数が確認できる

UAで各ページのPV数が知りたい場合

  1. [ 行動 > サイトコンテンツ > すべてのページ ] をクリック
  2. [ 各ページのPV数 ] が確認できる
UAでは「行動」レポートからページごとのPV数が確認できる

このように、Googleアナリティクスでは、同じPV数でも何のPV数かによって確認方法が変わりますので注意が必要です。

アナトミーでPV数を確認する方法

GA4と連携できるSEO・アクセス解析ツール「アナトミー」では、2つの方法でページごとのPV数が簡単に確認できます。

まずは無料プラン(dashboardプラン)に登録すれば簡単に確認できる方法です。

  1. マイサイトでPVを確認したいサイトの「ダッシュボード」を選択
  2. 「登録URL」をクリック
  3. 確認したい記事の「詳細」をクリック(確認したいページが未登録の場合、URLを新規登録
  4. 推移グラフをマウスオーバーすると過去4週分、1週間のPV数を確認できる

次にstarterプラン以上で見ることができるタイルビューから個々のページのPV
を確認する方法です。

  1. マイサイトでPVを確認したいサイトの「タイルビュー」を選択
  2. 「PV」ボタンをクリック

タイル上に各ページのPV数が表示されます。

さらに特定のページのPV数の推移も確認することができます。

  1. 「5週推移グラフ」のアイコンをクリック
  2. タイルをクリック
  3. 推移グラフをマウスオーバーすると過去5週分、1週間のPV数を確認できる

このように、特定のページのPV数を知りたい場合は「ダッシュボード」で、サイト内にあるページのPV数を全体で見てから、それぞれのページのPV数の詳細を知りたい場合は「タイルビュー」で確認できます。

アナトミーはGA4に対応しているので、GA4のPV数を確認することができます。

アクセス解析セミナーでも詳しく解説

「PV数を上げるには何をしたらいいの?」「PV数が少ないんだけどデータが正しく取れているのかな?」「PV数を分析するポイントは?」といった疑問を解決できるセミナーを開催しています。

PV数アップのための改善例を知りたい方、Googleアナリティクスで正しくPVが分析できるようになりたい方、Googleアナリティクスが初めての方に最適です。

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まとめ

キャンペーンの効果があったか、新しく作ったページが見られているかなどが分かるので、PV数はアクセス解析の基本となる重要項目です。でもGoogleアナリティクスでPV数を調べるのはちょっと面倒だという方は、ページごとのPV数がカンタンに分かるツール「アナトミー」をお試しください。

SEO・アクセス解析ツール「アナトミー」

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