検索エンジンで特定のキーワードがどのくらいの回数検索されているかを示す指標が、検索ボリュームです。
現在の検索結果には、AIが最上部で直接回答を生成する AI Overviews(AIOV)が表示されるケースが増えています。しかし、このような時代だからこそユーザーの需要の大きさを客観的に数値化できる検索ボリュームの重要性は衰えていません。検索ボリュームの把握は、現在でもSEO戦略の土台となる不可欠なステップです。
今回は、AI時代の視点を取り入れた検索ボリュームの重要性と、各種ツールを用いた具体的な調べ方を解説します。
検索ボリュームとは?
検索ボリュームとは、検索エンジンにおいて特定のキーワードが月間に検索された回数を表す指標です。
AI Overviews(AIOV)の登場により、検索結果の画面でユーザーが満足してサイトをクリックしない現象は見られますが、検索ボリュームの重要性が下がったわけではありません。検索ボリュームは、そのキーワードに対するユーザーの需要の大きさを客観的な数値で測るためのベースとなる指標です。
どれだけ検索環境が変化しても、もともとの検索ボリュームが少ないキーワードからは十分なアクセスを期待できません。そのため、まずは検索ボリュームで市場の需要を確認し、その上で実際の検索結果画面の構造を合わせてチェックして総合的に判断するのが現在のSEO戦略の基本です。
- 関連ツール:検索ボリュームを確認する【アナトミー】
キーワードプランナーでの検索ボリュームの調べ方
キーワードプランナーはGoogle広告が提供している公式ツールです。Google検索における月間平均検索ボリュームを調べることができますが、すでに対策するキーワードを決めている段階か、まだ対策するキーワードが決まっていない段階かによって以下の2つの機能を使い分けます。
パターン①すでに対策するキーワードが決まっている場合
- Google広告にログインします。(アカウントがない場合は作成が必要です)
- 左側のメニューから [ツール] > [プランニング] > [キーワード プランナー] の順にクリックします。
- [検索ボリュームと予測のデータを確認する] をクリックします。
![キーワードプランナーで [ツール] > [プランニング] > [キーワード プランナー] > [検索ボリュームの予測とデータを確認する] を選択](https://blog.siteanatomy.com/wp-content/uploads/2023/01/Group-2412-2.png)
- ボリュームを調べたいキーワードを入力し、[開始する] ボタンをクリックします。

- 画面に表示される表の「月間平均検索ボリューム」という列で、それぞれのキーワードの検索回数(例:1万〜10万 など)を確認できます。

パターン②まだ対策するキーワードが決まっていない場合
1.Google広告にログインします。(アカウントがない場合は作成が必要です)
2.左側のメニューから [ツール] > [プランニング] > [キーワード プランナー] の順にクリックします。
3.[新しいキーワードを見つける] ]をクリックします。
![キーワードプランナーで [ツール] > [プランニング] > [キーワード プランナー] > [新しいキーワードを見つける] を選択](https://blog.siteanatomy.com/wp-content/uploads/2026/06/Group-2423.png)
- 自社のビジネスに関連するキーワード(例:「SEO対策」「ホームページ制作」など)を入力し、[結果を表示] ボタンをクリックします。

- 入力した単語に関連するキーワード候補が一覧で表示され、それぞれの「月間平均検索ボリューム」を比較しながら、どれを狙うべきか選定できます。

アナトミーでの検索ボリュームの調べ方
SEO分析ツール「アナトミー」は、ページごとに検索キーワードとボリュームを確認できます。
- [タイルビュー]メニューをクリック (starterプラン以上)
- 見たいページのタイルをホバー(もしくは クリック)
- 検索キーワードごとに検索ボリュームが確認できる

また、アナトミーならタイルをホバーするだけで、様々なページの検索キーワード・検索ボリュームを一気に確認できます。※週次データの場合、検索ボリュームの週次になります。
また、掲載順位やクリック数なども合わせて確認できます。
また、検索ボリュームでソートすることで、流入アップに寄与する新たなキーワードを見つけることもできます。
GoogleTrendsでの検索ボリュームの調べ方
「Google Trends」では、100を最高値としたそのキーワードの人気度を調べることができます。
検索ボリュームとは違う数値ですが、期間ごとの動向が折れ線グラフでわかるので、トレンドのキーワードを狙いたい場合の調査に便利です。
- 調べたいキーワードを入力
- [調べる]をクリック
- 調べたい期間を選択
- 折れ線グラフ上をホバーすると、その日の人気度が確認できる


ラッコキーワードでの検索ボリュームの調べ方
日本のWeb担当者やブロガーの間で現在の定番ツールとなっているのが「ラッコキーワード」です。サジェストキーワードを一瞬で洗い出せるのが特徴です。
- ラッコキーワードにアクセスし、検索窓にキーワードを入力して検索します。
- 関連するサジェストキーワードが一覧で表示されます。


検索ボリュームからキーワードを選定する方法
検索ボリュームの調べ方がわかったところで、次は、数あるキーワードの中から実際にコンテンツにするキーワードを決定する方法を紹介します。
コンテンツを作成する目的とターゲットを明確にする
まずはコンテンツを作成する目的とターゲットにする人を明確にし、キーワードの方向性を考えます。
例えば、そのコンテンツは「商品やサービスを購入してもらうために作成する(CVRを高めるのが主な目的)」のか「知識や情報を得てもらうために作成する(PVを高めるのが主な目的)」のかによって狙うキーワードは違ってきます。
キーワード候補を洗い出す
目的とターゲットが定まったら、ユーザーが検索しそうなキーワードを洗い出します。
どんな悩みを抱えて、なんという言葉で検索するか、自社の商品を求めている人は何を調べるかなど、読者目線に立って想像することが大切です。
商標名やそのカテゴリーに関する直接的なキーワードだけでなく、多方面から単語やセンテンスをあげてみましょう。
ツールを使って検索ボリュームを調べる
先に解説したツールを使って、洗い出したキーワードの検索ボリュームがどのくらいあるかを調べます。
- 検索ボリュームの大きいキーワード→上位表示に成功したときに検索流入の大幅な増加が見込めるが、競合性が高い
- 検索ボリュームの小さいキーワード→上位表示されても検索流入はさほど増えないが、競合性が低く、上位表示を狙いやすい
一般的に「SEO対策」といった1語のキーワードより、「SEO対策 やり方」「SEO対策 やり方 初心者」といった2語、3語のキーワードの方がボリュームは下がります。
自身のサービスがBtoBかBtoCかによってもビッグ、ミドル、スモールワードの定義が変わってくるので先に記載した「検索ボリュームの目安」も参考にしてみてください。
実際の検索結果を確認して最終決定する
ボリュームの確認ができたら、必ずそのキーワードを実際にGoogleで検索し、検索結果画面の構造を調査します。ここが最も重要なステップです。
- 避けるべきキーワードの例
- 検索結果の最上部にAI Overviewsが大きく表示され、それだけでユーザーの疑問が解決してしまいそうなもの。
- 上位が大手企業の公式サイト、国や自治体、Amazonなどの超巨大プラットフォームだけで埋め尽くされているもの。
- 狙い目のキーワード
- AI Overviewsが表示されず、従来の自然検索が上部にきているもの。
- 上位サイトに個人ブログやドメインの弱いサイトが含まれており、かつ内容が古い、またはユーザーの質問に答えきれていないもの。
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まとめ
アナトミーでは、SEO対策に必要な情報が整理されており、簡単なマウス操作のみで検索ボリュームをはじめとした情報を確認できます。
検索ボリュームが高すぎるキーワードや、低すぎるキーワードを狙うことは、SEO施策の効率を下げることにもなりかねません。
ぜひ、アナトミーを使い、検索ボリュームを把握しながらSEO対策を進めていきましょう。
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