Googleアナリティクスで過去のデータと比較する方法

この記事はユニバーサルアナリティクス(UA)の内容です。
ユニバーサル アナリティクスは Google アナリティクス 4 に置き換わりました。

ご自身のサイトへのアクセス状況がどのように変化しているか、把握していますか?
Googleアナリティクスとアナトミーを使って過去のデータと比較する方法を紹介します。

目次

Googleアナリティクスで過去のデータと比較する方法

Googleアナリティクスで過去のデータと比較する方法はいくつかあります。サイト全体で比較する方法と、各ページで比較する方法をそれぞれ説明します。

サイト全体で比較する方法

  1. [ ユーザー>概要 ]をクリック
Googleアナリティクスのユーザー概要選択画面
  1. 右上の日付のセレクトボックスをクリック
  2. [ 比較 ]にチェックを入れ、[ 前の期間 ]を選択
  3. [ 適用 ]をクリック
Googleアナリティクスのアクセスデータの期間選択画面

日ごとのアクセス状況の前週比較が表示されました。比較する単位を選択することもできます。例えば、比較する期間に1ヶ月など長い期間を設定して「週」を選択すれば、週ごとの比較を表示することができます。

各ページで比較する方法

  1. [ 行動>サイトコンテンツ>すべてのページ ]をクリック
  2. 分析したいページのURLを選択
Googleアナリティクスの「行動」レポート
  1. 右上のセレクトボックスで分析する総期間を選択
  2. セカンダリ ディメンションに[ 時刻>週の指標 ]を選択
  3. 表の「週の指標」と書かれた部分をクリックすると週の指標でソートできる
Googleアナリティクスで前週のデータと比較する方法

週ごとのセッションや離脱率が表示されました。「週の指標」は、選択した期間を日曜始まりの1週間で区切って表示します。週ごとの比較を正しく行うためには期間を日曜始まりで設定する必要があります。

Googleアナリティクスではこのようにして過去のデータと比較することができますが、ページを切り替える際に切り替える対象のURLを探して選択するのに手間がかかり、また異なるページ間で指標の変化を比較するのには不向きです。

GA4に対応「アナトミー」で過去のデータと比較する方法

Googleアナリティクスを「見える化」するWebサイト分析ツール「アナトミー」では、各ページのデータ比較が簡単にできます。

アナトミーでは、正方形のタイル一枚一枚が各ページを表します。

タイルの下に示されている矢印は、PV数、クリック数などそれぞれの数値の前週比較を表しています。

この矢印を確認することで、ページごとの増減を一目で把握できます。

上二重矢印→+30%以上、上矢印→+10%以上、横棒→−10%〜+10%、下矢印→-10%以下、下二重矢印→-30%以下

比較機能を使えば、過去のデータとの詳細な比較も行えます。

「てんびんアイコン」をクリックし、「差分を表示」か「比率を表示」を選択します。

青色のタイルは指標の良化したページ、赤色のタイルは指標の悪化したページを、色の濃さはその程度を表しています。

一目で各ページの指標の変化を確認できるため、各URLの情報に切り替えて分析せずともサイト内の改善点を発見することができます。

※比較条件は差分比較か比率比較があります。比率は変化率を表しています。比較元の数値より1~3倍数値が変動していたら±200%となります。

また、各ページのクリック数・表示回数・セッション数・流入数などの1週間ごとの変化もワンクリックで確認できます。

各タイルをホバーすることで確認したいページに切り替えられ、10週分の変化を簡単に比較できます。

グラフをホバーすると、各数値が表示されます。

まとめ

コンテンツの更新や広告・キャンペーンによって、サイトへのアクセス状況は大きく変化します。サイト全体のみならず各ページのアクセス指標の変化をしっかりと把握することで、Webサイトの改善点を発見することができるのです。各ページの指標の変化を一目で確認できるツール「アナトミー」をぜひ一度お試しください。

もしも、特定のページが取得できない、などGoogleアナリティクスの設定に関して懸念点があれば、Googleアナリティクスの設定状況が診断できるサービスも含まれていますので、合わせてお試しください。

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