Googleアナリティクスで過去のデータと比較する方法
- 2023.01.25
- Googleアナリティクス
ご自身のサイトへのアクセス状況がどのように変化しているか、把握していますか?
Googleアナリティクスとアナトミーを使って過去のデータと比較する方法を紹介します。
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Googleアナリティクスで過去のデータと比較する方法
Googleアナリティクスで過去のデータと比較する方法はいくつかあります。サイト全体で比較する方法と、各ページで比較する方法をそれぞれ説明します。
サイト全体で比較する方法
- [ ユーザー>概要 ]をクリック

- 右上の日付のセレクトボックスをクリック
- [ 比較 ]にチェックを入れ、[ 前の期間 ]を選択
- [ 適用 ]をクリック

日ごとのアクセス状況の前週比較が表示されました。比較する単位を選択することもできます。例えば、比較する期間に1ヶ月など長い期間を設定して「週」を選択すれば、週ごとの比較を表示することができます。
各ページで比較する方法
- [ 行動>サイトコンテンツ>すべてのページ ]をクリック
- 分析したいページのURLを選択

- 右上のセレクトボックスで分析する総期間を選択
- セカンダリ ディメンションに[ 時刻>週の指標 ]を選択
- 表の「週の指標」と書かれた部分をクリックすると週の指標でソートできる

週ごとのセッションや離脱率が表示されました。「週の指標」は、選択した期間を日曜始まりの1週間で区切って表示します。週ごとの比較を正しく行うためには期間を日曜始まりで設定する必要があります。
Googleアナリティクスではこのようにして過去のデータと比較することができますが、ページを切り替える際に切り替える対象のURLを探して選択するのに手間がかかり、また異なるページ間で指標の変化を比較するのには不向きです。
アナトミーで過去のデータと比較する方法
Googleアナリティクスを「見える化」するアクセス解析ツール「アナトミー」では各ページのデータ比較がカンタンにできます。
アナトミーでは正方形のタイル一枚一枚が各ページを表します。
タイル上の矢印はPV数の前週比較を表しています。この矢印を確認することによって、先週と比べてPV数の増えたページや、逆にPV数の減ったページを一目で確認することができます。
真上:30% / 斜め上:10%以上 / 真横:-10%から10%の間 / 斜め下:-10%以下 / 真下:-30%以下

比較機能を使えば、過去のデータとの詳細な比較も行えます。
- [ 指標 ]タブをクリック
- [ 計算指標 ]の[ 前回と差分 ]をクリック
- [ 適用 ]をクリック

青色のタイルは指標の良化したページ、赤色のタイルは指標の悪化したページを、色の濃さはその程度を表しています。
一目で各ページの指標の変化を確認できるため、各URLの情報に切り替えて分析せずともサイト内の改善点を発見することができるのです。
※比較条件は差分比較か比率比較があります。比率は変化率を表しています。比較元の数値より1~3倍数値が変動していたら±200%となります。
また、各ページの流入数や離脱率の変化もワンクリックで確認することができます。各タイルにホバーすることで確認したいページを切り替えられるので、各ページでのアクセス指標の変化をカンタンに比較することができます。

さらに、アナトミーガジェットの機能「24週推移グラフ」では、過去24週間の指標の変化をまとめて確認できることができます。セッション数や流入チャネル、コンバーションの数といった指標を長いスパンで確認することができるので、ご自身のサイトの長期的な変化や課題点が見えてきます。

このように、アナトミーでは各ページのPV数の増減や、各ページのアクセス指標の変化、サイト全体の長期的な変化など、分析に欠かせないアクセス指標の変化をカンタンに確認することができるのです。
まとめ
コンテンツの更新や広告・キャンペーンによって、サイトへのアクセス状況は大きく変化します。サイト全体のみならず各ページのアクセス指標の変化をしっかりと把握することで、Webサイトの改善点を発見することができるのです。各ページの指標の変化を一目で確認できるツール「アナトミー」をぜひ一度お試しください。
もしも、特定のページが取得できない、などGoogleアナリティクスの設定に関して懸念点があれば、Googleアナリティクスの設定状況が診断できるサービスも含まれていますので、合わせてお試しください。