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2020-05-11

パラメータ違いのURLをまとめて計測する方法 | Googleアナリティクス

こんにちは、アクセス解析ツール「アナトミー」開発チームの新枦です。

Googleアナリティクスではパラメータの値によって、同一のページが別々に計測されてしまうことがよくあります。時には1PVしかない数百ものページに分かれてしまうことがあり、そうなるとアクセス解析どころではなくなってしまいます。

この記事では、パラメータ違いの同一ページをまとめて計測する方法を紹介します。


ページビュー数はパラメータを含めたURLで集計される

Googleアナリティクスは、URLのパラメータを含めて集計を行っています。

そのため、パラメータが付いたURLをGoogleアナリティクスで見ると、次のように
パラメータ違いのURLがそれぞれ集計されてしまっています。

パラメータ違いのURLを合算するには、Googleアナリティクスのビューを設定変更すれば可能です。

新規ビューを作成する

設定を変更する前に、新しいビューを作成することをお勧めします。

現在、使っているビューの設定を変更することもできますが、パラメータが除外されることになり、パラメータ付きのURLを参照したくてもできなくなります。

なお、ビューは新規作成するのではなく、既存のビューをコピーする方法が設定漏れも防げて簡単です。[ビューの設定]メニューを選び、「ビューをコピー」ボタンをクリックすると、複製できます。

パラメータ違いのURLを合算するための設定

URLのパラメータを除外して集計するには、ビューの「除外するURLクエリパラメータ」設定による方法と、フィルタ設定を使った方法の2通りがあります。

方法① 「除外するURLクエリパラメータ」を設定する

ビューの設定には、URLに含まれる特定のパラメータを無視するための設定があります。それが「除外するURLクエリパラメータ」です。

「除外するURLクエリパラメータ」の初期設定は未設定で、すべてのパラメータを含めて集計されます。集計からは除きたいパラメータを設定することで、パラメータ違いのURLを合算できることになります。

設定変更手順

  1. Googleアナリティクスの管理画面を開き、変更するビューを選択します。
  2. ビュー列の「ビューの設定」メニューをクリックします。
  3. 「除外するURLクエリパラメータ」に除外したいパラメータ名を指定します。
  4. 「保存」ボタンをクリックして保存します。
「除外するURLクエリパラメータ」には、「,」で区切ることで、複数のパラメータも指定できます。
(例)uid,mid

URLクエリパラメータ除外の設定例

では、実際にパラメータ除外を設定してみましょう。例として、冒頭にも登場した次のURLを使用します。

https://blog.siteanatomy.com/example.html?from=email&uid=1123

このURLには、流入元を表す「from」というパラメータと、ユーザーを識別する「uid」というパラメータが使用されています。
まずは、すべてのパラメータを除外してみます。
すると、「from」と「uid」両方のパラメータを除いた/example.htmlというURLで合算して集計が行われるようになりました。
設定変更後にアクセスされたデータのみ、パラメータ除外が行われます。過去のデータにさかのぼって、適用されることはありません。
また、一部のパラメータだけを除外することも可能です。
すると、「uid」パラメータだけを除いたURLで合算して集計が行われるようになりました。

どの流入元から何PVのアクセスがあったのか、一目で分かります。
このように、計測の目的に合わせてパラメータを柔軟に統一させることで、分析がしやすくなります。

方法② フィルタでパラメータを除去する

「除外するURLクエリパラメータ」は、簡単に設定できる一方、サイト内の全ページに渡って適用される問題があります。
フィルタを使うと、特定のページのみパラメータを除去するといった高度な設定ができます。

設定変更手順

以下の例では、/blog/ 以下のページのみ、クエリパラメータをすべて除去するフィルタを設定します。
  1. Googleアナリティクスの管理画面を開きます。
  2. 設定を変更するビューを選択します。
  3. ビュー列にある「フィルタ」メニューを選択します。
  4. 「+フィルタを追加」をクリックします。
  5. 「フィルタ名」に任意の名前(例:blogだけパラメータを除去)を入力します。
  6. フィルタの種類で「カスタム」を選択します。
  7. 選択肢の中から「詳細」を選び、各項目を以下のように入力します。
項目選択肢入力値
フィールド A -> 引用 AリクエストURI^/blog/
フィールド B -> 引用 BリクエストURI^(.*)\?.*
出力先 -> 構成リクエストURI$B1
  1. 「フィールドAは必須」「フィールドBは必須」「出力フィールドをオーバーライド」「大文字と小文字を区別」をチェックします。
  2. 「保存」ボタンをクリックします。
この設定を行うと、設定した後のアクセスについては、パラメータ除外が行われるようになります。

設定を変更せずに集計する方法

「除外するURLクエリパラメータ」でも「フィルタ」でも、Googleアナリティクスの設定変更が必要です。また、過去のデータのついては設定の変更が適用されません。

そこで、設定を変更せずに、パラメータ違いのURLをまとめて集計する方法を紹介します。

アドバンスフィルタを指定する

合算したいURLを絞り込むためのアドバンスフィルタを設定します。
以下の例では、/blog/example.html ページのみ、クエリパラメータをすべて除去して集計します。
  1. [行動]-[すべてのページビュー]など、URLが表示されるレポートで、[アドバンス]をクリックします。
  1. 条件として「先頭が一致」を選び、クエリーパラメータを除いたページを入力し、[適用]ボタンをクリックします。

すると、表の上段に、合算したURLのページビュー数などが表示されます。

合算したいURLごとにアドバンスフィルタを設定するので、手間にはなりますが、この方法であれば集計ができます。

まとめ

今回は、パラメータ違いのURLをまとめて計測する方法を説明しました。

アクセスデータの分析には、まず正しく集計されたデータが必要です。また、Googleアナリティクスは過去に遡って集計することができないので、速やかに適切な設定をすることが大切です。しかし、Googleアナリティクスの設定は複雑で難しいことが多く、設定内容が正しいか確認するのもまた一苦労です…。

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