アナトミーBLOG
GoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャーを使ったサイト分析のノウハウを公開しています

GoogleアナリティクスのトラッキングID・測定IDの基本【確認・設置方法】

GoogleタグマネージャーやWordPressでGoogleアナリティクスを使うには、トラッキングIDもしくは測定IDを指定する必要があります。

トラッキングIDは「UA-」から始まる文字列で、Googleアナリティクスで「ユニバーサルアナリティクスプロパティ」を作成すると自動的に発行されます。測定IDは「G-」から始まる文字列で、「Googleアナリティクス4プロパティ」(GA4プロパティ)を作成すると発行されます。

この記事では、GoogleアナリティクスのトラッキングIDおよび測定IDの基本から確認、設置方法までを解説します。

トラッキングIDとは?

GoogleアナリティクスのトラッキングIDは、UA-123456789-1 のような“UA-“から始まる文字列のことです。GoogleアナリティクスIDなどと呼ばれることもあります。

Googleアナリティクスに登録し、「ユニバーサルアナリティクスプロパティ」(以下、UAプロパティ)を作成すると、対応するトラッキングIDが発行されます。

トラッキングIDは、次のような場面で必要になります。

  • GoogleタグマネージャーでGoogleアナリティクス用のタグを追加するとき
  • WordPressのテーマやプラグインでGoogleアナリティクスを設定するとき

測定IDとは?

Googleアナリティクスの測定IDは、G-123456789のような“G-“から始まる文字列のことです。

測定IDは、「Googleアナリティクス4プロパティ」(以下、GA4プロパティ)を作成すると発行されます。

測定IDは、GA4プロパティで測定するときに必要になります。

  • GoogleタグマネージャーでGoogleアナリティクス用のタグを追加するとき
  • WordPressのテーマやプラグインでGoogleアナリティクスを設定するとき

トラッキングIDと測定IDの違い

「トラッキングID」と「測定ID」はよく似ていますが、トラッキングIDはUAプロパティ、測定IDはGA4プロパティが利用するものです。

種別書式説明
トラッキングID“UA-xxxxxx”形式ユニバーサルアナリティクスプロパティの計測に使用するIDです。
プロパティごとに1つ発行されます。
2020年10月以前に作成したプロパティはUAプロパティなので、トラッキングIDを使います。
測定ID“G-xxxxxx”形式Googleアナリティクス4プロパティの計測に使用するIDです。
プロパティ内のデータストリームごとに1つ発行されます。
2020年11月以降に作成したプロパティは標準でGA4プロパティなので、測定IDを使います。

2020年12月時点では、ほとんどのサービスや製品が測定IDに対応していません。外部サービスでGoogleアナリティクスを利用する場合や、WordPressプラグインやテーマでGoogleアナリティクス連携する場合には注意が必要です。

トラッキングIDや測定IDの複数サイト間での共有

トラッキングIDや測定IDは、サイトごとに1つずつ割り当てて使うこともできますが、関連する複数のサイトで1つのIDを共有することもできます。

複数のサイトで1つのトラッキングIDや測定IDを利用する場合は、クロスドメイントラッキング設定を行い、複数サイト間をまたいだ分析が正しく行えるよう、設定する必要があります。

トラッキングIDや測定IDの発行方法

トラッキングIDや測定IDを発行するには、Googleアナリティクスへの登録が必要です。まだ登録していない人は、まず以下の手順で登録してください。

アカウント名、測定対象画面、プロパティの設定を行うことでトラッキングIDを発行できます。

トラッキングIDの確認方法

さて、トラッキングIDや測定IDを調べる方法には、様々な方法があります。

  • Googleアナリティクス管理画面で確認する
  • トラッキングコードから確認する
  • Google Tag Assistantで確認する
  • Chromeデベロッパーツールで確認する

Googleアナリティクスの権限の有無や、サイト公開の有無により、最適な方法を選んでみてください。

Googleアナリティクス管理画面でトラッキングIDを確認する

Googleアナリティクスのアカウントがあれば、管理画面からトラッキングIDを簡単に調べることができます。

  1. Googleアナリティクスにログインし、管理画面を開きます。
  2. 対象サイトを含むアカウント/プロパティを選択します。
  3. プロパティ列の[プロパティ設定]メニューをクリックします。
  4. 「UA-」から始まる文字列がトラッキングIDです。
Googleアナリティクスの管理画面からトラッキングIDを調べる

トラッキングIDが見つからない場合

管理画面からトラッキングIDが見つからないのは、Googleアナリティクス4プロパティの場合です。GA4プロパティには「トラッキングID」ではなく「測定ID」を利用するので、次の手順で測定IDを確認してみてください。

Googleアナリティクス管理画面で測定IDを確認する

GA4プロパティの測定IDは、データストリームから確認できます。

  1. Googleアナリティクスにログインし、管理画面を開きます。
  2. 対象サイトを含むアカウント/プロパティを選択します。
  3. プロパティ列の[データストリーム]メニューをクリックします。
  4. データストリームをクリックします。
  5. 「G-」から始まる文字列が測定IDです。
Googleアナリティクス4プロパティのデータストリーム
Googleアナリティクス4プロパティのウェブストリーム

トラッキングコードからトラッキングIDや測定IDを確認する

Googleアナリティクスのトラッキングコードには、トラッキングIDもしくは測定IDが含まれています。そのため、トラッキングコードからトラッキングIDを調べることができます。

gtag.js(グローバルサイトタグ)の場合

最後から2番目の行の”UA-“から始まる部分が、トラッキングIDです。

<!-- Global site tag (gtag.js) - Google Analytics -->
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=UA-1234567890-1"></script>
<script>
  window.dataLayer = window.dataLayer || [];
  function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
  gtag('js', new Date());

  gtag('config', 'UA-1234567890-1');
</script>

Googleアナリティクス4プロパティの場合は、”G-“から始まる部分が測定IDになります。

<!-- Global site tag (gtag.js) - Google Analytics -->
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=G-ABCDEFGHIJK"></script>
<script>
  window.dataLayer = window.dataLayer || [];
  function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
  gtag('js', new Date());

  gtag('config', 'G-ABCDEFGHIJK');
</script>

analytics.jsの場合

最後から4行目の行にある”UA-“から始まる部分が、トラッキングIDです。

<!-- Google Analytics -->
<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','https://www.google-analytics.com/analytics.js','ga');

ga('create', 'UA-1234567890-1', 'auto');
ga('send', 'pageview');
</script>
<!-- End Google Analytics -->

Google Tag AssistantでトラッキングIDや測定IDを確認する

閲覧しているページで使用されているトラッキングIDや測定IDを調べることもできます。サイトにGoogleアナリティクスが導入済みだが、利用しているトラッキングIDや測定IDが分からないときに便利です。

まず、Chrome拡張機能「Google Tag Assistant」をインストールします。

Chrome拡張機能「Google Tag Assistant」をインストール

インストールされたら、Tag Assistantのアイコンをクリックします。
表示された画面で[Done]ボタンをクリックします。

Chrome拡張機能「Google Tag Assistant」をインストール

これで準備完了です。

  1. ブラウザで新しいタブを開きます。
  2. Tag Assistantのアイコンをクリックし、[Enable]ボタンをクリックします。
Chrome拡張機能「Google Tag Assistant」でトラッキングIDを調べる
  1. 調査したいページを開きます。
  2. もう一度、Tag Assistantのアイコンをクリックします。
  3. GoogleアナリティクスのトラッキングIDが表示されます。
Chrome拡張機能「Google Tag Assistant」でトラッキングIDを調べる

上記の例では、UA-1234567890-1 と UA-1234567890-2 の2つがトラッキングIDです。

デベロッパーツールでトラッキングIDを確認する

拡張機能をインストールせずに調べるには、デベロッパーツールを使います。

  1. Chromeブラウザで、調査したいページを開きます。
  2. [F12]キーを押してデベロッパーツールを開きます。
  3. ページを再読み込みします。
  4. Networkタブを開き、フィルタ欄に t=pageview を入力します。
  5. Nameが collect?v=1&・・・ となっている行をクリックします。
  6. 右側に表示されるRequest URL内にあるtidパラメータがトラッキングIDです。
デベロッパーツールでトラッキングIDを確認する

トラッキングIDや測定IDの設置方法

Googleアナリティクスで計測を行うためには、トラッキングIDが書かれたトラッキングコードをWebページに設置する必要があります。HTMLに設置する場合とWordPressやWixに設置する場合の方法を以下の手順にまとめているので参考にして下さい。

トラッキングIDの設置ができない場合

トラッキングIDの設置はGoogleアナリティクスでアクセス解析を行う上でのスタートラインにあたる部分です。

しかし、権限がないためトラッキングID自体を取得できない場合や、WordPressログインの権限がないためトラッキングIDのサイトへの導入ができない場合、複数サイトにまたがってデータを取得したいため正しく設定できるか不安な場合もあるかと思います。

そのような場合には、Googleアナリティクス導入サービスを利用して、初期設定からサイトに合わせたGoogleアナリティクス設定を、プロに一任してしまうのも選択肢の一つです。

まとめ

トラッキングIDは、Googleアナリティクスをサイトに導入するときに使います。そのほか、Googleアナリティクス導入済みのサイトで、トラッキングされない原因を調査するときにも使うので、やり方を覚えておくとよいでしょう。

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