アナトミーBLOG
GoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャーを使ったサイト分析のノウハウを公開しています

リファラーの調べ方

リファラーとは、サイトへの流入元ページのことです。Googleアナリティクスで、コンバージョンとリファラー(流入元)との関係を調べると、例えばコンバージョン率の高い流入元がどのページかが分かります。

この記事では、Googleアナリティクスでリファラーを調べる方法を紹介します。

リファラーとは?

リファラー(Referer)とは、ブラウザがWebサーバーに送信する情報の1つで、ユーザーが直前にアクセスしたページのURLのことです。

たとえば、あるサイト(https://example.com/) にアナトミーBlogのリンクが張ってあるとします。ユーザーがリンクをクリックすると、ブラウザは次のようなHTTPリクエストをサーバーに送ります。

GET / HTTP/1.1
Host: blog.siteanatomy.com
:
(中略)
:
Referer: https://example.com/

このRefererヘッダを調べることで、どのページからサイトへ流入してきたのかが分かるのです。

Googleアナリティクスでリファラーの調べ方

Googleアナリティクスでも、リファラーを調べることができます。

[行動]-[サイトコンテンツ]-[ランディングページ] レポートなどで、「セカンダリディメンション」として「完全なリファラー」を選びます。
すると、次のようにサイトへ流入元となったサイトのURLが表示されます。

Refererヘッダと完全なリファラーの違い

Googleアナリティクスの「完全なリファラー」と「Refererヘッダ」には、次のように3つの違いがあります。

1つ目は、完全なリファラーは、外部のURLのみ設定されるという点です。たとえば、https://blog.siteanatomy.com/111 から https://blog.siteanatomy.com/222 へ遷移したときも、ブラウザからRefererヘッダが送信されますが、「完全なリファラー」には設定されません。外部から流入したときの遷移元URLが「完全なリファラー」になります。

2つ目は、キャンペーンパラメータ(utm_sourceutm_medium)付きのURLに流入したときは、完全なリファラーは utm_source の値に置き換わってしまうので、流入元のURLは分かりません。

3つ目は、Refererヘッダには https:// のようなスキーマが含まれますが、完全なリファラーには含まれません。

このように、「完全なリファラー」はRefererヘッダといくつか違いがあります。

基本的には、サイトへの流入元を表す指標として利用されています。

完全なリファラーを一覧表示する

Googleアナリティクスでカスタムレポートを作ると、完全なリファラーをいつでも参照できるようになります。
リファラーのカスタムレポートを作るには、以下の手順で行います。

  1. [カスタム]-[カスタムレポート]メニューを開きます。
  2. [新しいカスタムレポート]ボタンをクリックします。
  3. タイトル、名前に「リファラーレポート」を入力します。
  4. 指標として「セッション」を追加します。
  5. ディメンションとして「完全なリファラー」を追加します。
  6. フィルタ欄で左から順に「一致」「デフォルトチャネルグループ」「正規表現」を選び、(Referral|Social)を入力します。
  7. [保存]ボタンをクリックします。

「完全なリファラー」に流入元URLが含まれるのは、チャネルグループがReferralもしくはSocialのときなので、フィルタでチャネルグループを絞り込んでいます。

完全なリファラーが不正確なURLになる原因

「完全なリファラー」を見てみると、example.com/blog/123456 のように参照元URLの全体が表示される場合と、 example.com/ のようにドメイン部分のみしか表示されていない場合の2通りあることが分かります。

これは、リファラーポリシーと言って、流入元のサイト側でRefererヘッダに何を送信するかを制御しているためです。

そのため、流入元サイトによっては、流入元となった完全なURLを分析することができません。

このように、Refererヘッダだけに頼って流入元を分析するには限界があります。確実に流入元を識別したいときは、外部からのリンク先をキャンペーンパラメータを付けたURLに設定するとよいでしょう。

完全なリファラーが(direct)になる原因

そのほか「完全なリファラー」が (direct) となるケースがあります。これは、流入元が「direct / none」になる原因と同じく、URL入力やブックマーク、メールからの流入です。

まとめ

Googleアナリティクスの「完全なリファラー」を利用すると、サイトへの集客という観点で、流入元を詳しく調べることができます。ぜひ「完全なリファラー」を活用してみてください。

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