Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス・GA4)、Googleタグマネージャー、サーチコンソールを使ったアクセス解析やサイト分析のノウハウを公開しています。

回遊率(離脱せず遷移したPV数)を確認する方法

ご自身のサイトの、回遊率をご存知ですか?

流入数や直帰率といった単独のアクセス指標だけでなく、複数の指標を組み合わせて分析することで、より細かい分析をすることができます。
ここでは、各ページの、回遊率をカンタンに確認することができるツールを紹介します。

回遊率とは?

回遊率とは、ユーザーが1セッションあたり何ページ閲覧したかを表す指標です。

回遊率が高ければ、同じセッション数でより多くのPV数を獲得することができ、コンバージョン数を高めることができます。それでは、回遊率を向上させるために改善すべきページはどうすれば発見できるのでしょうか?ここで登場するのが、「ユーザーが離脱せず、次のページに遷移して閲覧したPV数」です。

そのページから他のページへの遷移数の合計が分かれば、離脱せず遷移したPV数の多いページはうまく機能しているページであると言えますし、逆に、少ないページについてはそのページと他のページとの内部リンクなど、ユーザー動線を見直す必要があると言えるのでしょう。

アナトミーで回遊率を確認する方法

Googleアナリティクスを「見える化」するアクセス解析ツール「アナトミー」では、計算機能を使って、各ページの回遊率をカンタンに確認することができます。

  1. [ 指標 ]タブをクリック
  2. 計算指標で[ 離脱せず遷移した、PV数(PV-離脱) ]を選択
  3. [ 表示 ]ボタンをクリック
離脱せず遷移したPV数(回遊率)を確認する方法

各ページの、離脱せず遷移したPV数が表示されました。離脱せず遷移したPV数によってタイルが濃淡で色分けされているので、他のページへの遷移数の多いページがすぐに分かります。

アクセス解析ツール「アナトミー」の離脱せず遷移したPV数(回遊率)表示画面

さらに、タイルにホバーすることでそのページの画面キャプチャも見ることができます。実際の画面と照らし合わせながら数値の分析ができるので、サイト分析が楽になります。

まとめ

PV数や離脱数といったアクセス指標単体ではなく、複数の指標を掛け合わせた数値を把握することで、より細かい分析をすることができます。複数の指標を掛け合わせた分析が簡単にできるツール「アナトミー」をぜひ一度お試しください。

もしも、気になるページの計測がうまくいかない、などGoogleアナリティクスの設定に関して懸念点があれば、Googleアナリティクスの設定状況が診断できるサービスも含まれていますので、合せてお試しください。

Page Top