アナトミーBLOG
GoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャーを使ったサイト分析のノウハウを公開しています

Googleアナリティクスで検索ワードを調べる方法

Googleアナリティクスで、サイトに流入したときの検索ワードを調べる方法は2つあります。オーガニック検索レポートを使う方法と、検索クエリレポートを使う方法です。それぞれのレポートで分析できる内容に違いがあるので、2つの方法をうまく使い分けてサイト分析を行いましょう。

この記事では、「オーガニック検索レポート」と「検索クエリレポート」を使い、Googleアナリティクスで検索ワードを調べる方法を解説します。

オーガニック検索レポートの見方

Googleアナリティクスでは、オーガニック検索(検索エンジン)からサイトに流入したときの検索ワードを表示できます。

メニューから [集客]-[キャンペーン]-[オーガニック検索キーワード] を選ぶと、次のようにキーワードが表示されます。

集客>キャンペーン>オーガニック検索キーワード レポート

検索キーワードごとにセッション数や直帰率などを調べることができます。

not providedとは?

オーガニック検索キーワードレポートに表示されたキーワードの第1位は (not provided) になっています。

「not provided」とは、検索エンジンで検索したキーワードを計測できなかったという意味です。「not provided」が95%以上を占めているので、ほとんどが計測できていないことになりますね。

Googleアナリティクスでは、ブラウザが送信するRefererヘッダから、検索ワードを取得する仕組みになっています。Bingで検索すると、サイトへ流入したときにRefererヘッダに検索ワードが含まれるのですが、GoogleやYahoo!から検索したときは、検索ワードが含まれません。そのため、検索エンジンの大半を占めるGoogleやYahoo!のキーワードが「not provided」と表示されているのです。

なお、Bing検索のシェアはPCで10%程度、スマホでは1%未満です。

つまり、オーガニック検索キーワードレポートには、PC検索の10%程度、スマホ検索の1%未満のキーワードしか表示されていないことになります。

後述する「検索クエリレポート」を使うと、GoogleやYahoo!の検索キーワードも表示できます。

ページごとの検索キーワード分析

検索キーワードをランディングページ(流入したページ)ごとに調べることもできます。

  1. プライマリディメンションの[ランディングページ]をクリックします。
  2. [セカンダリディメンション]をクリックし、[キーワード]を選びます。
ランディングページレポートでセカンダリディメンションとしてキーワードを選定

セカンダリディメンションは「検索キーワード」ではなく「キーワード」を選択してください。「検索キーワード」では表示されません。

  1. [アドバンス]をクリックします。
  2. 左から順に[除外]、[キーワード]、[正規表現一致]、not provided|not set を入力します。
  3. [適用]をクリックします。
not providedやnot setを除外するアドバンスフィルタ

アドバンスフィルタを設定することで、「not provided」や「not set」が除外できるので、一覧が見やすくなります。

検索キーワードごとのコンバージョン分析

どの検索キーワードで流入したユーザーがコンバージョン率が高いか、を分析できます。

オーガニック検索キーワードレポート

母数は少ないものの、キーワードとコンバージョンとの関係が分かります。

「オーガニック検索キーワードレポート」でしか分析できない項目になるので、貴重ですね。

検索クエリレポートの使い方

オーガニック検索キーワードレポートは、Bingの検索キーワードしか確認できませんでしたが、検索クエリレポートを使うと、GoogleやYahoo!の検索キーワードが確認できます。

また、検索ワードだけでなく、掲載順位やクリック率も分かるので、オーガニック検索キーワードより詳しい情報が分かります。

ただ、検索クエリレポートを使うには事前に設定が必要です。具体的には、Googleサーチコンソールにサイトを登録し、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールと連携します。

手順① Googleサーチコンソールにサイトを追加する

Googleサーチコンソールが初めての方は、Googleサーチコンソールに登録します。

また、既にサーチコンソールのアカウントがあり、計測したいサイトをサーチコンソールに登録していないときは、サーチコンソールを開き、サイト(プロパティと呼びます)を追加します。

検索したキーワードがGoogleサーチコンソールに反映されるまでに2~3日かかります。また、サーチコンソールに登録した後から、キーワードの蓄積が始まります。サーチコンソールはできるだけ早く登録しておきましょう。

手順② Googleサーチコンソールと連携する

GoogleアナリティクスをGoogleサーチコンソールと連携していない場合は、以下の手順で連携します。

  1. 管理画面を開きます。
  2. Googleサーチコンソールと連携するサイトのプロパティを選びます。
  3. [プロパティ設定]メニューを選びます。
  4. [Search Consoleを調整]をクリックします。
Googleアナリティクス管理画面のプロパティ設定
  1. [追加]リンクをクリックします。
サーチコンソールと連携
  1. Googleサーチコンソールのサイトを選択します。
  2. [保存]をクリックします。
Googleサーチコンソールでサイトを選択

サーチコンソールのサイト一覧には、URLプレフィックス型(ドメインプロパティではない方)しか表示されません。Googleサーチコンソールにドメインプロパティしか登録していない場合は、URLプレフィックス型でサイトを登録してください。ドメインプロパティとURLプレフィックス型の共存はOKです。

手順③ 検索キーワードを表示する

登録から2~3日すると、[集客]-[SearchConsole]-[検索クエリ] メニューでキーワードが表示されるようになります。

集客>サーチコンソール>検索クエリレポート

検索キーワードのほか、クリック数や表示回数、平均掲載順位が表示されます。

平均掲載順位とは、検索結果の何番目にサイトが表示されたかを示すものです。クリック率は順位に左右されやすいので、思うように集客できていないならSEO対策で順位を改善してみるのも良いでしょう。

ページごとのキーワード分析

上記に表示されたキーワードは、サイトへ流入したときの全キーワードです。流入したページ(ランディングページ)ごとにキーワードを調べるには、Googleサーチコンソールを使います。

オーガニック検索レポートにサーチコンソールのデータは反映されない

Googleサーチコンソールと連携すると、[集客]-[Search Console]が見れるようになるだけです。

オーガニック検索レポートには、これまでと変わらず「Not Provided」が残り続けるので、間違えないようにしてください。

検索エンジンごとに分析できる項目

結局、Googleアナリティクスで何が分析できるのか、検索エンジンごとに整理しました。

Google
Yahoo!
Bing
検索キーワード
掲載順位×(※2)
ページごとの
検索キーワード分析
× (※1)
キーワードごとの
コンバージョン分析
×

※1 Googleサーチコンソールで分析可能。
※2 Bingウェブマスターツールで分析可能。

Googleアナリティクスに加え、GoogleサーチコンソールやBingウェブマスターツールを使えば、ほぼオールマイティな分析ができるといえますね。

まとめ

以上、Googleアナリティクスで検索ワードを調べる方法を紹介しました。

Bingの検索数は少ないですが、Googleアナリティクスで設定を行う必要なく、検索キーワードを確認できます。Googleの検索キーワードは、サーチコンソールと連携することで、クリック率や掲載順位も含めて確認できます。

また、サイト内の検索キーワードを効率よく調べるには、専用の分析ツールがあると便利です。アクセス解析ツール「アナトミー」のキーワード分析機能を使うと、キーワードとページビューなどGoogleアナリティクスの指標とをあわせて確認できます。

検索キーワードの分析に活躍するので、ぜひGoogleサーチコンソールでサイト登録を行ってください。

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