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マクロ視点のアクセス解析と品質管理ツール「ANATOMY(アナトミー)」のブログです

2017年9月21日木曜日

【Googleアナリティクス】パラメータ付きURLのPVを合算して集計するには?



広告からの流入先URLやメルマガのリンク先URLに対し、ユーザーを識別するための計測パラメータを付けることがあります。
計測パラメータがあるとユーザー単位の詳細な分析ができるのですが、一方でパラメータ違いのURLが大量に出現してしまうので、ページ単位の分析には邪魔になります。

Googleアナリティクスでは「除外するクエリパラメータ」の設定でこのようなパラメータを無視できますが、今回はビューの設定を変更することなく、パラメータ付きURLを合算する方法をまとめました。


アドバンスフィルタでパラメータ付きURLを絞り込む

一番簡単な方法は、行動⇒サイトコンテンツ レポートなどで、アドバンスフィルタを使ってURLを絞り込むことです。
具体例として、以下のように様々なuserパラメータが付与されたランディングページへのPV数を合算してみましょう。

  • http://www.example.com/lp/?user=111111111
  • http://www.example.com/lp/?user=22222222
  • http://www.example.com/lp/?user=33333333


まず、行動⇒サイトコンテンツのレポート画面を開いて次のように操作します。


  1. [アドバンス]をクリックします。
  2. ページの抽出条件を「先頭が一致」と選択し、値を /lp/? と入力します。
  3. [適用]ボタンをクリックします。

すると、/lp/? から始まるURLに絞り込まれ、合算されたページビュー数などを合計行から把握できるようになります。




別URLへの遷移数を把握するには?

次に、計測パラメータ付きURLから別ページへ遷移した数を算出してみましょう。
具体例として、ランディングページからお問い合わせページへの遷移数を合算してみます。

ランディングページのURLは先程と同じ形式とします。

  • http://www.example.com/lp/?user=111111111
  • http://www.example.com/lp/?user=22222222
  • http://www.example.com/lp/?user=33333333

お問い合わせページのURLは以下の形式とします。

  • http://www.example.com/contact/?user=111111111
  • http://www.example.com/contact/?user=22222222
  • http://www.example.com/contact/?user=33333333


まず、行動⇒サイトコンテンツのレポート画面を開き、セカンダリディメンションで[前のページ]を選択します。
その後、[アドバンス]をクリックし、次の手順でフィルタを設定します。

  1. 「ページ」の抽出条件を「先頭が一致」と選択し、値を /contact/? と入力します。
  2. [ディメンションと指標を追加]をクリックし、[前のページ遷移]を選択します。
  3. 「前のページ遷移」の抽出条件を「先頭が一致」と選択し、値を /lp/? と入力します。
  4. [適用]ボタンをクリックします。

すると、合算されたページビュー数などを合計行から把握できるようになります。

合算したいURLが複数ページ存在する場合は?

ここまでは合算するURLを1ページに限定していましたが、複数ページへの遷移数をそれぞれ算出したいときもあると思います。
たとえば、ランディングページからお問い合わせページ・資料ダウンロードへの遷移があるような場合です。

残念ながら、Googleアナリティクスでは正確に算出することはできないのですが、以下のカスタムレポートを使う方法であれば、まずまずの結果を出すことができます。


  1. [新しいカスタムレポート]をクリックします。
  2. [+指標を追加]をクリックし、[ページビュー数]を選択します。
  3. [+ディメンションを追加]をクリックし、[ページタイトル]を選択します。
  4. [+フィルタを追加]をクリックし、[ページ]を選択します。
  5. 右側のセレクトボックスで[正規表現]を選択し、テキストエリアに ^/(contact|download)/\? を入力します。
  6. [+フィルタを追加]をクリックし、[前のページ遷移]を選択します。
  7. 右側のセレクトボックスで[正規表現]を選択し、テキストエリアに ^/lp/\? を入力します。
  8. [保存]ボタンをクリックします。




すると、遷移先ページのタイトルごとに遷移数が表示されます。




この方法では、ページタイトルごとのページビュー数を算出しているのですが、その際に遷移元URLと遷移先URLとで絞り込みを行っています。
そのため、ページタイトルが固定で、アクセスしたユーザーや時間によって変化しない場合であれば、正しく集計できます。


GoogleアナリティクスはURLの合算が不得手

以上、説明したようにGoogleアナリティクスで複数のURLを合算して集計する方法はあるにはありますが、あまりスマートではありません。

本格的な集計処理を行うには、Query ExplorerでCSV出力したデータを独自に集計するか、Googleアナリティクスと連携できるビジュアルなサイト分析ツール「アナトミー」を利用するのがよいでしょう。
アナトミーではPVの合算集計が簡単にでき、ビジュアルかつ直感的にユーザー動線を把握できますので興味のある方はぜひ使ってみてください。 今すぐアナトミーで分析してみる(無料)


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