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マクロ視点のアクセス解析と品質管理ツール「ANATOMY(アナトミー)」のブログです

2017年5月18日木曜日

アクセス解析の指標を整理しよう! 指標の由来① | ページビューとは?

アクセス解析の指標を整理しよう!

アクセス解析をしていると、似たような概念のデータが多く出てきて混乱しがちです。
その混乱のためにだんだん何をやっているのか分からなくなることもあります。そこで、データの由来を順を追って新たなストーリーで解説してみようと思います。

ページビューやセッション、ユニークユーザー、離脱率、訪問回数などなど、アクセス解析には様々な指標が出てきます。その定義はそれほど難しくありませんが、最初のうちは混乱しやすいことと、人やツールによって使う言葉が違ったりするので、今一度整理します。
GAにおける計測の定義は多く解説されていますので、ここでは色々な指標を歴史的な経緯に基づいて(一部想像で。)、その由来と繋がり説明します。各指標の理解に役立つとよいのですが。


ページビュー、ユニークユーザー、セッションとは?

なんといってもこの3つが基本です。この3つの軸に解説します。この3つがどのように成立していったか順番に見ていきます。

はじめにページビューありき。

インターネットの黎明期、ホームページを作っていた人々は、そのトップページに「あなたは532人目のお客様です」などと表示できる簡単なアクセスカウンターを設置して、数字が上がるのを喜んでいました。カウンターは、誰かがアクセスした時にサーバー上にカウントアップするプログラムが動いて、その表示をする簡単なものでした。そう、これがWebページに来た人の数を数えるという初期の形でした。
アクセスカウンター 
アクセスカウンターの仕組み 
そのうち、Webが商用になってくると、Webページに何人来るかをきちんと把握する必要が生じてきました。そこで今度はアクセス毎に記録されるWebサーバーログから、どのページにどれくらいアクセスするかを集計するようになりました。これで全てのページにおける数字が確実に取れるようになりました。そして集計は大概、夜間に自動プログラムが行っていました。これがアクセス解析の始まりです。

アクセスデータ集計バッチ
更に、インターネットが巨大化してくると、Webサーバーが複数台になってログがバラバラになったり、配置も世界中になったりしたことで、ログを集計することに限界が訪れます。このため、専用ログサーバーを設置し、Webページ上にJavaScriptを埋め込んで通信によってアクセスを計測するようになったのです。そして、ついにGoogleアナリティクスが世界に無料で公開され(2005年)、アクセス解析を誰もができるようになったのです。
専用ログサーバーでのアクセス計測
アクセスを単純に数えるページビューは、計測の定義が明確で誤解の生じることも少ない、信頼度が高い、純粋にシステムで計測されるネイティブな数値です。そもそもアクセスがあって初めて記録が残るわけで、この後続く全てのデータはページビューを根源にしているとも言えます。「はじめにページビューありき」な訳です。

次回、「ページビュー」から「ユニークユーザー」が生まれる話に続きます。

▼続きの記事
アクセス解析の指標を整理しよう! 指標の由来② | ユニークユーザーとは?

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