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マクロ視点のアクセス解析と品質管理ツール「ANATOMY(アナトミー)」のブログです

2017年4月20日木曜日

実践!マクロ分析中継。シンメトリック企業サイト改善編③

2回目のPDCA。結果改善せず!(4/17(月) 17:00 )

前回のサイト改善から、約2週間が経過しました。アナトミーの新機能アップデート作業があった関係で検証は翌週に持ち越されました。

<今回の改善の期待する成果>


  • 各ページのリンクを発見しやすくなり、中央のリンクからの遷移が増える
  • その結果、TOPページの直帰率が低下する

私「さてさて、結果はどうかね??」


3/12改善結果。直帰率は74%(前回は70%)

宮崎さん「TOPの直帰率は74%です。変わってないというか、むしろ悪くなっているような...」
山口君「真ん中のメニューからは遷移していないですし、アナトミーへの遷移も前回より落ちています。」

アナトミーキャプチャービューより。4つのメニューから遷移していない。

私「まぁ確かに、これは改善していない、と言えそうだ。ともあれ、もうちょっと詳しく観察してみよう」

過去の数字とデザインを見返す

宮崎さん「あまり遷移してくれない中で、ブログには結構遷移しているのが目につきます。ニュースから選ばれているのもブログですし。全体の44%はブログに遷移しています。」
ブログ系の遷移は、A3/I5/J1の3つで44%

私「シンメトリックのページからブログへの遷移はあまり前は無かった気がするが。そもそも我々のTOP直帰率50%という目標数字について、過去の数字を遡って見てみよう。」

山口君「去年の9/29のデータでは、ブログへの遷移率は2%です。TOPの直帰率は48%です。9月はまだジーンコード製品イメージ画像を押し出すデザインでした。」

昨年9/24のアナトミーデータ
ブログはJ4の2%のみ

山口君「12月は現在の過渡期で、3製品をイメージ画像なしで並べるというデザインです。12/14のデータでは、ブログへの遷移は3%、TOPの直帰率は74%に上昇しています。」

昨年12/14のアナトミーデータ
ブログはA3の3%のみ

私「うむ。ブログ目的は明らかに増えているな。それと色々状況は変わっているとはいえ、過去の実績からも50%という目標は無理な数字ではなさそうだ。」

デザインの品質について考察する

宮崎さん「個人的印象ですが、今回のデザインは過去に比較しても品質が悪いように感じます。また、12月には直帰率が落ちていますが、9月との違うのは真ん中のイメージ画像に代えて、3つの製品名を並べた簡素なデザインにしたことです。まだアナトミー目的のユーザーが少ない時期に、ジーンコードの印象も希薄化したことが直帰率の下がった原因かもしれません。」

山口君「最近のTOPの文章もそうですが、12月のキャッチフレーズは具体的にイメージしにくい難解な感じです。9月時点ではメッセージが分かり易いと思います。それを伝えるイメージ画像もありますし。」

2016年9月から2017年4月までの
デザイン変遷と直帰率

宮崎さん「実際、TOPページのコンテンツやリンクは、9月からさほど変わっていません。ユーザー層の変化もあるでしょうが、デザインによる影響が強いのではないでしょうか?」

私「なるほど。企業として技術を見てほしいとかあまり求めすぎるのではなく、訪問者のニーズに向き合う事が大事そうだな。今までのTOPのコンセプトを一旦忘れて、今できる範囲での改善を考えてみよう。」

コンテンツを組み直す改善策

宮崎さん「今のユーザーはシンメトリックの読み物を探している人が多そうなので、シンメトリックで書いている3つのブログをきちんと出すとどうでしょう?ニュースにブログのエントリー情報があるので、これをTOPページのメインとするといいと思います。」

山口君「TOPのややこしい文章は、シンプルに、かつ具体的な事業内容を説明する短いものに差し替えませんか?黒のメニューも見栄えが良くないので、綺麗な透過色にすれば、少しは印象がよくなるのではないでしょうか?」

宮崎さん「メニューが1つ足りないので、アクセスへのショートカットを付けたらどうでしょう?来社しなくても、どこの会社か住所を調べることはよくありそうですから。ブログユーザーを去年からのプラス要因と考えれば、今度こそ改善が期待できると思います」

3回目の改善画面

私「これなら、コンテンツの順序とCSSの調整くらいだから、1~1.5日程度で対応できそうだな。では、これでやってみましょう」

シンプル&ユーザーフレンドリー改善完了(4/19(水)18:00)

宮崎さん「9月のようなイメージ画像はありませんが、風景画像を2ヶ所に出して補っています。メッセージはシンプルにして、メニューを綺麗にして補足内容を加えてユーザーフレンドリーにしました。」

私「ほほー、シンプルでいいね。ヤヤコシイ文章が無いのはいいねー、私が書いたんだけどねー(笑)。では、改善がうまくいくか、見守るとしよう!」

宮崎さん、山口君「はーい」

アナトミーポイント:過去のデザインと数字は、宝の山。

サイトの改善アイデアは実は過去の自社サイトにたくさんあります。あの時作ったデザインはどうだったのか、過去同士のデザインと数字を比較することで、その傾向を知り、考察することができます。アナトミーのデータは過去に即ジャンプして、思考にすぐに入ることができます。

うまくいかなかったサイトでも、比較材料としての価値はむしろ高くなります。ABテストも重要ですが、まずは過去の確かな実績や失敗からいくつかの法則が分かれば、手間と時間を大きく省くことができます。

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