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ANATOMY BLOG

マクロ視点のアクセス解析と品質管理ツール「ANATOMY(アナトミー)」のブログです

2017年2月8日水曜日

サイト分析&改善に取組めない理由とは。

時間とスキル(スキルアップする時間)がない

ウェブサイトの改善に関して、うまく取組めていると考えているウェブマスターは意外に少ないようです。その理由を聞くと大概は、「見る暇がない」「忙しい」「人がいない」という時間に関することと、「何をしてよいのか分からない」「ツールを使いこなせていない」といったスキルに関するものに分かれるようです。




サイト運用では改善以外の更新作業がたくさんある

時間に関して言えば、「ウェブだけが仕事ではない」という事情に加え、「改善よりもやることが山積み」という声を多く聞きます。改善サイクルを回す必要性は理解しているものの、その他にやらねばならない更新作業がいっぱいある、ということです。ウェブは生き物で常に更新要望が発生している中で、腰を据えてアクセス解析や改善対策を打つことはなかなかできないのです。

分析ツールは複雑で難解である

Web分析の本質的なスキルとは、自社のビジネスにとって、どのようなデータを指標とするのか見極めて決定すること、そのデータを取得し可視化するということです。実際には集めたデータを分析するツール(グーグルアナリティクスや、ABテストツールやBIツールなど)が利用します。本質的な意味が難しい上に、ツールも複雑で難解です。このため、ツールを使いこなすにも相当の鍛錬(時間)を必要としてしまうという為に、結果的にウェブ分析&改善が進みません。

広告と報告が悩み

ウェブ担当部署であれば、分析と密接な業務として広告出稿とウェブ運用レポートがあります。ウェブ改善の効果によって、広告の最適化やアクセス数上昇が期待されています。

広告予算は最適化されているのか?

本格的にECを運営したり、Webからの問合せを本気で増やそうとするなら広告出稿は欠かせません。広告を打てば訪問者が増え、十分な予算があればコンバージョンに寄与するでしょう。

とはいえ、広告費にも限界があるので、常にコストでの最適化が要求されます。どの広告を減らして何を増やせばいいのかは、様々な広告ネットワークと広告設定が複雑に絡み合った解決の難しい問題です。

レポートは役に立っているか?

ウェブを運用していれば、アクセス状況についてのレポートが週次や月次で作成されます。レポート作成には、内部で作成しても外部に依頼していても多大なコストが掛かります。そして、その対価に見合う効果がなかなか得にくい問題があります。


まず、レポートで示される、アクセス数・離脱数・コンバージョン数、それに関連付けられる商品別売上などの図表は、多くの人にとって専門的過ぎて理解の範囲を超えています。とはいえ、データをシンプルにすれば情報が欠落する可能性があり、ジレンマとなっています。

ミクロ視点とマクロ視点の仮説

ウェブ分析のミクロ化が、難解さの原因

多くの企業がこのような課題を持つに至った原因の1つは、極度に細分化したデータ分析自体に求めることができるのではないでしょうか?

データを見ると、その詳細を、更に詳細を、とエスカレートしがちです。アクセス情報でも、ユーザー全体から、ユーザーセグメント化し、次にユーザー識別し、さらにアクセス毎の、といった要求が生まれます。次に、切り刻んだデータを統計的手法でまとめたり、時系列で比較してて更にデータを作り出します。データが細かくなり、分類されていくミクロな分析は、一般的なウェブ分析です。

ミクロ分析はウェブの実体から離れて数値でサイトを実体を示す専門性の高い手法です。データが膨大になるので数字に強いことと、取り組む時間をしっかりとる必要があります。そうような特性が、時間が無くて取り組めないという事態を招いていると言えるでしょう。

マクロ分析はサイト全体を対象とし、理解しやすいもの

では、ミクロ視点と対極にマクロ視点でサイトを分析するとどうなるでしょうか?そもそもマクロ視点とは何を意味するのでしょうか?

ミクロ分析が一群のデータを属性毎に分類・細分化することと反対に、マクロ分析では一群のデータ同士を紐づけてグループ化します。ミクロ分析では詳細度が増し数値情報化されますが、マクロ分析では領域が拡大しイメージ情報化されます。ミクロ分析は特定の領域を深く検証することに向き、マクロ分析はサイト全体を検証するのに向きます。ミクロ分析は専門性が高いですが、マクロ分析はより一般的な知識で理解ができます。

残念ながら、そのようなマクロ分析の方法は、まだ一般化されていません。そこで登場したのがアナトミーです。次回アナトミーのマクロ分析について解説していきます。

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