Anatomy

2017年2月23日木曜日

サイトのマクロ分析で課題箇所を発見するには。

TOP、ランディング、コンバージョン、高アクセスページ。

これらは、問題のあるなしに関わらず、常に改善が要求されるページです。これらはミクロ分析においての標準的な改善対象ページであり、マクロ分析でもそれは同様です。



マクロ解析では、イメージから違和感のあるページを見つける

何百ページもの中から、課題のあるページを探し出すのはアクセス解析ツールだけでは困難です。しかし、マクロ分析では全体のイメージから違和感のある部分を見つけ出すことで、それを可能にします。

その実例を以下に示していきます。図の意味は、1つの四角は1つのページを示し、中央の数字はアクセス解析の1つの指標です。各ページの色は数字の高い順に濃い色となっています。各例とも上下2つのデータセットでできています。

例① PV順で、離脱人数を見る

例えば、以下の2つのイメージは、どちらも同じサイトのページをPV順に並べたものです。したがって、上下のイメージの同じ位置の四角は同じページです。

上図はPV数を表示して色決めているので、当然滑らかなグラデーションになっています。下図は離脱数を表示して色決めしているため、グラデーションが崩れています。下図を一目見れば、4列目の最上部の色が違和感のある濃さになっているように感じます。


この違和感に説明を付ければ、4列目は1列目と比較すればPV数が全然少ないにも関わらず、1列目を超える離脱者がいるのは、不自然であると言えるでしょう。その原因を取り除くことができれば、離脱率改善が図れそうです。

例② 流入(閲覧開始)順で、PVを見る

今度は別のデータを流入順に並べています。上図は流入数表示となっています。流入しているのは1列目の5ページくらいで、ほとんどのページは2ページ以降の遷移ページであることが分かります。

下図はPV表示に変えたもので、1列目の訪問者どこに遷移したのかが分かります。すると、右下の方にポツンと値の高いページがあることが分かります。集客はしないが、実は訪問者の人気ページであり、流入口としてSEOに力を入れれば、訪問者を増やせるかもしれません。

例③ 検索順で、広告を見る

こちらの例では、検索からの流入順に並べています。上図は検索流入数で並んでおり、TOP2ページで多くの検索訪問者を獲得できていることが分かります。

下図は広告流入数です。検索と広告の上位のページがいくつか重なっています。検索で十分な流入があるのであれば、広告は別のページにランディングさせた方が広告の最適性が高まるかもしれません。


アナトミーのマクロ分析は簡単で直感的。メソッド化でよりスピーディーに。

アナトミーのマクロ分析の手順は、イメージから注目点を割り出して、その理由を考察するという非常にシンプルで直感的なものです。この為、100ページものサイトを俯瞰して分析しているにも拘わらず、あっという間に気付きを得ることが可能です。

どのようにデータを並べたり表示したりするかは工夫次第ですが、典型的なメソッドが存在するので、まずはそれらを忠実を行えば、そこから自社に合った視点を工夫して作ることができます。

アナトミーではアクセスデータだけでなく、リンクやデザインなども組み合わせて様々なメソッドを作り出すことができます。

次回はマクロ分析によって、「何」をすべきかを見つける方法を紹介します。

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