Anatomy

ANATOMY BLOG

マクロ視点のアクセス解析と品質管理ツール「ANATOMY(アナトミー)」のブログです

2017年2月16日木曜日

Webサイトのマクロ分析とは。

アナトミーのマクロ分析アプローチ

マクロ分析仮説 : サイト全体活性化 ⇒ コンバージョンアップ

アナトミーのマクロ分析は、サイト全体を活性化すれば、最終的なコンバージョンを上がる、という仮説に基づきます。サイトの活性化は、より多くのユーザーの来訪を促し、より多くのページ間の遷移を促し、長く滞在してもらうかです。その目標を達成するためにページ間の関係に目を向け、デザインに目を向け、コンテンツリソースにも目を向けます。様々なデータで個々のページよりも、サイト全体の数値を向上させることを目指します。




アクセス’0’でも、コンテンツが分析対象データ

Webサイトはページそのものと、ページ間リンクで成り立っています。しかし、通常分析ツールは、1つのページアクセスデータを細かく分類することが重要な機能となっています。URLでアクセスデータを識別し、そのコンテンツ自体は解析データではありません。アクセス記録によって、そのページは存在が認識され、アクセスが0の時は認識できません。

アナトミーは、ページ間リンクを表現することでサイト内の繋がりを可視化するツールです。ページのコンテンツそのものが解析対象データであり、アクセスデータはそれらを繋げるデータと位置づけられます。アクセス0のページもリンク先や元として存在し、分析対象データとなります。アクセスの多寡にかかわらず全てのページを常に配置してサイト全体を俯瞰します。

サイト全体俯瞰は、ツリーでなくタイルレイアウトで表現する

ウェブサイト全体の表現には、サイトマップを元にしたような、トップページから始めるツリー構造になりがちです。しかし、ツリー表現は、固定的なアドレス体系を持つシステムなどを表現する方法であり、変動的で複数の経路のあるリンク関係を表現するには不向きです。

複数のノード間の関係がルールなしに接続・切断されるリンク関係は、線で繋ぐ方法では表現できません。そこでアナトミーでは、タイルレイアウトを採用し、アクションや色変化などを利用して変則的で変動的なリンク関係を表現します。

サイト内コンテンツを網羅的に把握する

サイト自体のことをよく知ろうとすれば、実際のサイトにアクセスして、各々のページについて確認する必要があります。しかし、そのリンクがどこに繋がっているのかは、実際にクリックしなければ分かりません。1ページにリンクが数十あることはざらで、既に訪問したページなのか判断することも困難なので、サイト全体を確認することは実際は極めて困難です。

アナトミーでは全ページのキャプチャーを持ち、直接またはキャプチャー間リンクを利用してすぐさま確認することができます。ページ全体を俯瞰しながら全ページを漏らさず見ても僅かな時間が掛かりません。実サイトよりも遥かに効率的なコンテンツの確認ができることこそ、アナトミーが提供している、マクロ分析可能な基本的な前提条件なのです。

デザイン、リンク、アクセス数、リソース、変更差分、品質指標の複合データ

アナトミーでは、1URLのデータは、アクセスデータだけではありません。デザイン、ページ間リンク情報、構成する各リソースの情報、コンテンツ更新とその差分、レスポンスタイムやバイト数など品質に関わる情報を持つ、複合データセットになっています。

1URLに対して、取得方法の違う情報を1つに集めるデータの複合化によって、そのデータの持つ全体観を表現できます。さらに、別URLとの関係を表現することで、そのデータの相対的な意味や位置付けを浮き彫りにします。このデータの複合化と関係表示はマクロ分析の大きな特徴となります。

マクロ分析の効果

マクロ分析のKGIはサイト回遊率(平均訪問PV)

マクロ分析ではサイト全体の活性化を目指すことから、原則として、KGIはサイト回遊率となります。よって、サイト回遊率を上げるために何をしたらよいのか?という形で改善策を検討することになります。

サイト回遊率を上げるには、大きなPVを最適に移動させる、大きな離脱数を改善するなど、回遊率の高い広告を見つけ出す、などのアプローチがあり、マクロ分析によってこれらを見つけ出すことができます。

マクロ分析で分かる、「どこ」と「何」

マクロ分析では、「どこ」を改善すれば高い効果が期待できるか?という点が明らかになります。「変更したページの中で離脱率が上がってしまったPVの多いページ」とか、「リンク元のPVが少ないがためにPVが低いままのページ」「広告から流入して直帰の多いページ」のように、いくつもの複合的な条件から割り出せる課題のページを探し出すことができます。

次に、「何」をすればいいのか、「何」ができるのか?を明らかにします。「リンク文言を変える・リンク増減させる、リンク元を増やす」「コンテンツを充実させる」「広告を出す・止める」などです。これらは、そのページの訪問者がどこから来てどこに行くのかという関係性とページ上のデザインを合わせて考察することができます。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...