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マクロ視点のアクセス解析と品質管理ツール「ANATOMY(アナトミー)」のブログです

2016年8月26日金曜日

【Googleアナリティクス】新規追加したビューには過去のデータは含まれない

Googleアナリティクスを使っていると、既存のビューと異なるフィルタ設定で新しくビューを作成したいときがあります。この時、新しく作成したビューには過去のデータが一切含まれないなど、いくつかの注意点があります。

アクセスデータは「ビュー」毎に蓄積される

Googleアナリティクスが収集したアクセスデータは、プロパティ単位ではなく、ビュー単位で蓄積されていきます。なので、新規にビューを作成した場合は、アクセスデータが空っぽの状態(ページビュー数が0)からスタートし、過去のデータは一切含まれていません。新規ビューを作成した以降のWebサイトへのアクセスデータのみ、蓄積が行われていきます。
図1 あるWebサイトのビューのセッション数

図2 同じWebサイトのプロパティへビューを7/6に新規追加した場合のセッション数

既存ビューのフィルタ設定変更は以後のアクセスデータにのみ適用

それなら、新しいビューを作成する代わりに、既存のビューのフィルタ設定を変更すればいいじゃないか、という話になります。その場合、過去のデータはもちろん保持されているのですが、問題は設定変更した内容が過去のデータにさかのぼって適用されることはないということ。

例えば、/campaign/というURLのみに絞り込むフィルタが設定されているビューがあり、この絞込条件を/campaign/もしくは/event/というURLに設定変更したとしましょう。この場合、設定変更後の/event/へのアクセスはカウントされますが、設定変更前の/event/へアクセスはカウントされません。したがって、フィルタの変更前と変更後とでPV数に違いが出てくるなど、過去のデータとの比較が意味をなさなくなってしまいます。

既存のビューに対して、フィルタ設定を変更する場合には注意が必要です。

リアルタイムレポートでフィルタ設定を確認しておこう

やっぱり新しいビューを作るしかないか、となったらビューを作成してフィルタを設定した後、設定が正しいかどうかを早めに確認しておきましょう。先ほど説明したように、フィルタ設定を間違えたまま運用した場合、後から設定を正しく直しても過去のデータだけは元に戻らないからです。

フィルタの設定の内容チェックは、リアルタイムレポートで確認するのがおすすめです。[レポート]-[リアルタイム]-[コンテンツ]を選び、直近でアクセスされたコンテンツのURLを確認します。リアルタイムレポートに表示されている内容は既にフィルタが適用されているため、URL/IPの除外ルールやURLの変換ルールが正しく機能しているかをすぐに確認できます。


ビューの追加はお早めに

結局、新たなビューが必要になりそうなときは、できるだけ早くビューを追加し、データの蓄積を開始しておく方がよいでしょう。予備のビューを2,3個作成しておくのも手です。リアルタイムレポートでフィルタ設定の確認をすることも忘れないようにしましょう。

アナトミーでアクセス分析を行う場合も、1週間以上のデータ蓄積が必要です。Googleアナリティクスを導入していない場合や、アナトミーに興味がある方は早めに取り掛かりましょう。

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